小さな世界の奥深さに魅せられてしまった飼い主の備忘録。
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なんと・・・最後に残った女王がワーカーによって殺されてしまいました。
もうこのコロニーに女王はいません。
働きアリによって、全ての女王が排除されてしまいました。

一体どういうことか・・・わかりません。

女王の淘汰は全て働きアリによって行われました。
女王の突然死によるコロニー崩壊は別として、働きアリによってコロニーを崩壊へと導く行動が起こるとは思っても見ませんでした。
もちろん、飼育下という条件が何がしかの影響を与えて、コロニー崩壊を導いてしまったのかも知れませんが・・・

でもしかしです。『増える』という自然の摂理に反するような出来事が、どうも解せません。


発展したキイロシリアゲアリのコロニーは単雌が多いそうです。
もし多雌創設からの発展が成り立つとするなら、そのプロセスはかなり危ういバランスの上に成り立っているのかも知れません。

バランスなのか、拮抗なのか、原因はわかりませんが、このコロニーを維持していた何かが崩れてしまったことは間違いありません。
と、いうのも・・・

小さいが故にはじめはグルーミングかと思ってたんですが、よく見てみると・・・

↓一見普通に見えます。
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↓がしかし、拡大してよく見てみると、そこここで1匹の働きアリを複数の働きアリが襲っています。
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もう死んでしまったいずれかの女王の働きアリが、別な女王の働きアリを襲っているのでしょうか?

ですが、この行動がまた不思議なんです。
一気ではなく、コロニー内でジワジワと起こっているんです。

いずれにしても、このコロニーは、わからないだらけのまま衰退することが確定してしまいました。
残念です・・・
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伊那観察会に行ってきました。

ここは人と自然が切れ目なく繋がっているところ、人は自然の一部なんだとあらためて実感させてくれるところでした。
見える景色は緑がいっぱい。空気がやわらかくて、風が気持ちいい。
とてもゆったりとした気持ちになります。

ここはアリ好きの間では聖地と言われているそうです。
行って見て実感、ここは嗜好がいかに違えどアリ好きであれば皆が唸ってしまう、そんな懐の深さを感じる場所でした。
大まかな表現ではありますが、都会ではまず見ることの出来ない "普通のアリ" が "普通に" そこらにいる、ということでしょうか。

話は少しそれますが、私が大好きな島で波照間島という日本最南端の島があります。
そこ波照間島では、全88ある星座の内、なんと84の星座を見られるのだそうです。
もしかしたらここ伊那は、日本で一番多くの種類のアリを観察できるところかも知れません。

たくさんの種類のアリを観察できるということは、そこが豊かな自然を残している証拠だと思います。
足元を観察するだけで、その場所の自然の豊かさを計り知ることができるのかも知れませんね。


続きからは、私のカメラに残っている写真を並べています。
ついつい観察と採集に夢中になったせいか、思ったほど写真を撮っていませんでした。^^;
[伊那観察会 とある牧場にて]の続きを読む
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こないだの観察会のトビイロケアリです。

今回の飼育ケースは100円ショップで売ってるプラケースです。
↓こんなの
サプリケース

仕切りには熱した千枚通しで穴を開けて、部屋ごとに行き来できるようにしてあります。
そして一部屋にだけ床敷として湿らせたティッシュを敷きました。

で、3個体とも次の日には産卵してくれてました。
今までの経験上、トビイロケアリは土に触れさせなきゃダメかなぁなんて思ってたんですが、今回については飼い主の取り越し苦労だったようです。

ピンクのケースの写真に写ってますが、3個体とも仕切りにあけた穴はティッシュを上手に詰めて塞いでくれました。
これは飼い主が想像してた通りだったので、よしよしな気分です。

ちなみに・・・
こないだも書きましたが、私は子育て中の新女王への餌やりを、する派です。
最初の働きアリが誕生するまでの間に2,3回程度、ちょびっとだけ蜜エサを与えます。
また、飛行直後の女王はトビケに限らず必ず水を飲むので、給水(兼床敷)の為の湿らせたティッシュは必ず入れるようにしています。

このトビケには今回は昆虫ゼリーを与えました。(いつもはメイプル水割りなんですが)
写真の通り、個体ごとそれぞれに 『食いしん坊度』が異なるようです。笑

いわゆる個体差と言うものをを如実に表しているいい例だと思います。
今週の始め、飼育ケースの中を雄アリ達があわただしく動き回ってました。
なんだろうと思ってよく見てみると・・・

なんと!
働きアリが雄アリ達を襲っているではありませんか!

逃げ惑う雄アリたち。また、すでに働きアリに捕捉されてかじられているものもいて…

翌日にはほとんど、そしてその晩はなんとか逃げ延びてた雄アリ達も、今日までには全ていなくなってしまいました。


正確には、みな消費されて(食べられて)しまいました。

ゴミ捨て場には累々と翅だけが積み上がりました。


また不可解なことが起こりました。
誕生からひと月以上も維持されていながら、なぜまたこのタイミングで消費されてしまったんでしょうか。
多雌(Q3)が関係してるんでしょうか・・・?

うーん、わかりません。


もう一つ素朴な疑問。
逃げ惑ってた雄アリたち、走り回ってばかりで誰一人として飛んで逃げようとはしませんでした。

せっかく翅があるんだから飛んで逃げればいいのに・・・
そんな飼い主の思いは届くわけもなく、見てるそばから雄アリたちは次々と捕捉されていきました。


5/23飛行のクロオオアリ。7/6に働きアリが誕生しました。

飛行からここまではおよそ6週間。思ってたよりも早かったように思います。

いやはや、初期ワーカーというのは華奢で小さいですね。遠目にみるとクロヤマアリかと思ってしまうほど。

いまクロオオアリの新女王は4個体飼育してますが、どれもみな順調。
今日の時点で全てのコロニーで働きアリが産まれています。


ちなみに・・・
私は、子育て中の新女王への餌やりを、する派です。
今回は合わせて3回、水分補給のタイミングで、女王が食べきれるだけの量、ほんのちょっとの蜜エサを与えました。
蜜を入れる時は、おたおたばたばたと女王をパニックさせてしまいますが、ほどなく落ち着くと全ての女王が蜜エサ(水割りメイプル)を飲み干してくれました。


・・・
覚書
5/23 飛行  4個体採集 
うち2個体は石膏巣(50×70mm)、2個体はφ45mmほどのクリームケース
水分補給は湿らせたティッシュ
   4366.jpg

あにまりあさんより頂いたクロナガアリ。無事に働きアリが誕生しました。

Q1で7月6日、Q2では7月4日に働きアリが羽化しました。

5月9日の飛行からおよそ2ヶ月弱ですね。

ところで、初年度のクロナガアリは自然状態ではどのタイミングで餌採りに出てくるのでしょうか。
おそらく野生のクロナガアリも地下ではきっと初子が誕生している頃でしょう。
やはり、暑い夏をじっと地下でやり過ごし、秋になってから初めて巣口を開くのでしょうか。


うーん・・・エサ、あげてもいいんでしょうか?

いや、あげればきっと食べてくれるとは思いますが・・・

自然に習って、このまま湿度だけしっかりと管理して秋までは餌無し・・・は、飼い主の私の方が耐えられそうにありません。笑

種を食べるところ、はやく見てみたい・・・

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浜離宮観察会に行って来ました。
そこは都会のど真ん中、しかもまわりはいわゆるウォーターフロントのオフィスビルやら億ションやらが立ち並ぶ景色。
なんだか隔絶感漂う不思議な場所でした。

で、アリですが・・・

特筆するは生まれて初めてみるイソアシナガアリの美しさにやられてしまったことでしょうか。
思わず隣にいたシン・ハンさんに 「飛行はいつなんでしょう?」なんて聞いてしまいました。汗
あの鮮やかな赤、美しすぎです・・・

4342.jpg

実物は写真よりももっとずっと綺麗。


ここからは私のカメラでちゃんと撮れてたアリ達の写真です。

トビケの有翅メスの繭。もう飛んでる個体もいるというのに、こんなにもコロニー差があるもんなんですね。
4331.jpg

それにしても、こんな落ち葉の下にあるとは・・・
昨今のゲリラ豪雨なんてのに見舞われたら、ここではひとたまりもないだろうに。
でも平気なんですね。これこそ自然の妙でしょうか。

ひっくり返した石の下にアメイロアリの群集が。うじゃうじゃです・・・
4334-2.jpg


写真はないですが、土のうの下からはアミメアリのうじゃうじゃが出てました。
そして落ち枝や竹からはかなりヒメアリのうじゃうじゃが! 時にでかいムカデも!(滝汗)
ヒメアリ、見た瞬間にこれは飼えない!!と思いました。

木の幹にクサアリ(クロクサアリ?)の塊が。よくみたらアリ牧でした。これは、カイガラムシ?アブラムシ?
4337.jpg

こんな感じの写真、昔子供のころみた学研の図鑑にあったような・・・図鑑、だいぶ前に捨てちゃったな。
このアリ牧はあちこちの木の幹にありました。
そしてそのアリ牧を囲っているのは全て同じコロニーのクサアリ。
木と木の間には大きな行列。
ここまで増えるんですね。とても飼えるレベルの数じゃあ、ないですね。汗
いや、そこまでコロニーを拡大させることが出来ればの話ですけど。汗

もう一つの観察対象?
4339.jpg

発見。
アリ観察は人数集まってするとうまい具合に風景に馴染むということがわかりました。
それに参加されたほとんどの方が一眼レフをお持ちで、それがまたいっそう 『調査』を思わせるナイスな演出に!
演出、じゃないですね。ちゃんと皆様、写真で記録をとられておりました。

一眼レフ、いいですね。
デジタル虫眼鏡のような使い方ができるんですね。小さいアリを 「撮って→拡大→観察・同定」なんて使い方、目からウロコでした。
いや、勉強になります。そして私に物欲様が降りてきそうな気配です・・・


おまけ。
唯一、アリではないものを撮ったのがコレ。睨まれてます。笑
悲しいかな、この写真が一番綺麗に写ってた写真でした。
4332.jpg


今回初めて観察会に参加させて頂きましたが、とても勉強になりました。
何より、同じアリ好きの方々とお話することが出来たのが何よりもうれしかったです。
とても充実した時間でした。
企画していただいたシン・ハンさん、そして初めましてにも関わらず仲良くして頂いた皆さん、本当にありがとうございました。


おまけのおまけ。
トビイロケアリの新女王です。これで、うまくすれば来年は寄生種ができそうです。笑
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このトビケ、観察会の最中に降りてきたばかりのようなものもいて、果てさて・・・?
曇天なら昼間でも飛行するのかも知れませんね。


覚書
虫除けスプレーとおそとでノーマット。
チューブ式(?)の吸虫管
カバンは背負う方がいい。しゃがむから。
ウェットティッシュ


2008年から飼育の2年目クロオオアリで不可解なことが起こっています。
かといってコロニーが不調になった、と言うわけではありません。エサの食いもよく、ほぼ毎日羽化も続いています。
見る限り、コロニーは至って順調です。ですが・・・

不可解なことというのはこの写真の通りです。
ある時期を境に孵化した幼虫が成長しなくなりました。そしてこの色合い。

もう、お分かりですね。明らかに越冬モードになっています。
参考までに、越冬モードの幼虫というのはこちら→ 2009年2月24日の日記

同じですね。なぜなんでしょう???

こんな状態の幼虫があとこの写真の倍くらいあります。また産卵も少しずつですがちゃんとしていて、卵塊も維持されています。

ですので、コロニーでは今 ”卵+初齢幼虫” と ”繭” との2グループ。ちょっとしたギャップが生じています。
幼虫は常に数個体しかありません。ただ幼虫が全くいなくなることはありません。
大きくなり始めた幼虫はちゃんと成長して繭をはります。

逆算すると、5月末以降に産卵された卵が、孵化してから成長を止めていることになります。

これは果たしてどういうことなのでしょうか?
ちなみに、全く同じことがムネアカオオアリでも起こっています。
まさかとは思いますが、餌の取れにくくなる梅雨時を察知して、幼虫の成長を一時止めてしまってるのでしょうか?

でももしかしたら事はもっと単純で、環境的によろしくない状態に陥っているだけという可能性も捨てきれず・・・

確かにケース内は汚れ気味です。でもあまりにもヒドイといった状態とも言えず・・・
結露?多湿?
確かに結露はしてますが今年はそれを見越して ”あえて2連ケースにして” 一方を乾燥環境にしています。
当然、繭は乾燥環境の方に山積みにされています。

あるいは羽化が続いてケースがアリで一杯になってきたから?
確かにもうケースはアリでギュウギュウ・・・でもギュウギュウなくらいの方が衛生的に有利ですし、アリにとってみれば居心地がいいはず。
狭さを感じてセーブしている?

うーん、わかりません。

一方、あにまりあさんのホームページでも同じようにムネアカとミカドで幼虫が減っているとありました。
もちろん原因は別かも知れませんが、同じ時期に同じような現象が起こっているとついつい関連した原因を考えてしまいます。

とにかくわからない。
だったらいっそ、これを機にもう少し広めの飼育ケースへ引越しさせてしまおうかと考えていますが、ちょっと乱暴でしょうか?
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今年5月23日飛行のクロオオアリ。
4個体全て順調で、すでに繭が出来ていました。

やはりなんとなく、成長が早いような気がしています。
この分ですと羽化まで2ヶ月を切りそうです。

それにしても、繭の大きさを2年目コロニーとついつい比べてしまうんですが、やはり小さいですね。
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あにまりあさんより頂いたクロナガアリ。順調です。

覗いてみると2コロニーとも蛹が出来てました。

すでに黒くなっている蛹もあり、あと数日後には羽化しそうな気配です。
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