小さな世界の奥深さに魅せられてしまった飼い主の備忘録。
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ちょっと観察から離れまして、昨年の新女王や餌の採集では大変お世話になったケース達の紹介です。
冬のこの時期に紹介するのもなんですが、思いついたので忘れないうちに紹介しておきます。

ポイントは、 『開け閉め簡単、コンパクト。』

これにつきます。
さらに片手で開け閉めが出来るのも大事です。

新女王を見かけた瞬間に人目を盗んでササッと採集しやすいもの。
そう、大人がアリを捕まえるというのは、かなり人目が気になります。汗

とにかくなるたけ手早く出来ること。
ということで、身のまわりにあって容易に入手できるものとして私はコレを使ってました。

サプリケース ← サプリケース(100円ショップで購入)
以前に寄生種のところで紹介しました。
仕切りがあるので女王同士ケンカするアメイロケの採集では大変役に立ちました。
仕切りに穴を開けて初期コロニーの飼育にも使いました。
ただし、トビシワくらいの大きさのワーカーはフタの隙間から逃げ出します。

ブレ○ケアケース ← ブレスケ○のケース(乾燥剤を除いて洗ったもの)
比較的大きい女王にも対応できる。
餌のバッタ取りにも重宝しました。

手の○たま ← 手○りたまのケース
クロオオアリのような大きい女王にも対応できる。
口の形状から脱走されにくい。
欠点は中が見えない。

私はコロニー採集をあまりしませんので、これらで十分に役をなしてくれました。
今年もまたこれらを鞄に忍ばせて狙った新女王の採集をしていこうと思います。

ただし、コロニーを増やしすぎないことを肝に銘じながら・・・
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3352.jpg
昨年12月6日に紹介したキイシリQ3コロニーですが、このところ気温が10℃前後で安定してきているせいでしょうか、ついに越冬モードに移行したようです。
とうとう幼虫だけになりました。

キイシリは越冬モードにならない(ものもいる)のか?

ひと月前抱いた疑問にある程度の答えを見出すことができました。


卵は恐らく食べられてしまったのでしょう。もうコロニーには見当たりません。

写真をみると、3齢と思われる越冬幼虫に混じり、ちらほらと終齢幼虫とおぼしき個体が見られますが、成長は止まっている様で蛹にはなっていません。


一方、もう一つのキイシリQ6コロニーではどうでしょうか。
もう一段階低いステージで成長を止めているものが大多数を占めています。
卵と蛹は一つもありません。
3373.jpg

強力な集合フェロモンを放つヒゲナガアメイロケアリの女王。


アリ玉からでてきたヒゲナガ女王。
3345.jpg

ワーカーの触覚は女王の腹部を追跡している。
3346.jpg

女王が移動してもしばらくは女王が元居た場所にワーカーのアリ玉が留まり続けます。
集合フェロモンは女王の腹部から出てしばらくはそこに留まる特性があるようです。

イメージでいうと、ゆっくり揮発するガス(フェロモン)が極僅かずつ女王の腹部から発せられ続けているような感じです。
女王が立ち止まると、その場でフェロモンの濃度が濃くなり、濃度の濃い方へ向かってワーカーが集まっていってアリ玉が膨れていくようです。

これを一番分かりやすく示しているのが下の写真です。
ワーカーの触覚の向きを見ると一目瞭然。
3344.jpg

出てるところも腹部の先端、もそうですが、腹部の『節』からも出ているような気がします。

ヒゲナガアメイロケアリでは2週間前にボンレス化しました。
その後、今日に至るまでボンレスを維持しています。

3358.jpg ← ヒゲナガアメイロケアリ

産卵するのではと僅かながらも淡い期待を抱いてましたが、さすがに産卵はないようです。
もしこのままの状態でうまく冬を乗り切ってくれれば、春にはまた『空恐ろしいほどの産卵』を目の当たりにすることが出来るやも知れません。


一方こちらはアメイロケアリ。
似た環境で飼育していますが、こちらの腹部は小さいままです。

3357.jpg ← アメイロケアリ

相互リンクをさせて頂いている『あにまりあ』氏のホームページに、寄生種クサアリモドキの幼虫が数匹、冬のこの時期にも関わらず成長(?)を始めたのではないか、という記事が紹介されていました。

私の飼育している寄生種はどうだろう・・・?
さっそく様子をみてみました。

3350.jpg ← アメイロケアリ

3359.jpg ← ヒゲナガアメイロケアリ


幼虫の成長は見られませんでした。
大きさもほぼ均一で個体差によるバラつきもほとんどありません。

完全に越冬モードで過ごしているようです。

ただし、一つ気が付いた点があります。
越冬中の幼虫の大きさがアメイロケとヒゲナガで異なっています。

ホストのトビイロケアリワーカーの頭部を基準に比較すると、アメイロケの幼虫の方が明らかに大きいです。
3齢くらいでしょうか。

一方、ヒゲナガは初齢(2齢?)でしょうか。

ケアリ属幼虫の越冬形態には種ごと、もしかしたらコロニーごとにかなりバラつきがある気がしてきました。
秋頃の栄養状態も影響しているかも知れません。
   IMGP3310.jpg

先日のムネアカと同じく完全越冬モードです。
巣口のチューブはかじった石膏やティッシュを詰めて入り口を・・・閉ざしてません。

入り口を小さくしただけで、開いています。

眺めてると時々ワーカーが餌場をうろついています。
一応食べる気はあるみたいです。
なので蜜エサを与えると、食べます。

もちろん夏場のようながっつきはないですが、舐めに来るワーカーはお腹一杯にして巣に戻っていきます。
非常にゆっくりですが栄養がコロニーに行き渡っていってるようです。

このコロニーはワーカーが39匹、幼虫はだいたい20匹くらいで冬を越しています。


ここのところだいぶ冷え込みも深まり、昼間でも10℃を切る様になってきました。
うちの飼育コロニーは冬季はみな室温管理です。
ですが、窓が開いてる納戸においてあるので 『室温=外気温』 です。

冬もいよいよ本番になってきたというのに、なぜかヒゲナガ女王のお腹はプチボンレスです。
いえ、プチではないですね。
結構しっかりボンレスです。

ですが先週の給餌の際はボンレスではありませんでした。
どうやら積極的に栄養を溜め込んだようです。

ただ以前からワーカーは皆ボンレス腹でしたので、いずれこうなるかなとは思ってました。

飼育ケースをよく見て見ましたが産卵はありませんでした。
というよりも、ありませんね、この時期に。
また来週様子をみてみたいと思います。

話はそれますが、越冬中のアリ達のお腹がボンレスだととても安心します。
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