小さな世界の奥深さに魅せられてしまった飼い主の備忘録。
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『寄生種新女王にホスト(トビイロケアリ)を少しずつ追加していく』という方法で寄生を試みました。

クサアリモドキ新女王は導入したトビケWとほとんど何事も無く馴染んでくれました。
でもどちらかというと、馴染んだというよりもどこか他人行儀。
モドキ女王とトビケWはよそよそしく同居してる、というような雰囲気でした。

しかし!

そのよそよそしい態度は導入したトビケWに対してだけ。
繭から羽化したてのまだ色づいていない若いワーカーに対しては違いました。

クサアリモドキ女王が若いトビケWを見つけるや否や、執拗に栄養交換を求めたのです。
その 『おねだり』 はワーカーが倒れてしまうくらい強力なものでした。
 (もう空腹には耐えられん!と言わんばかり)

この行動は産卵間際まで見られました。
常に女王に取り巻きが出来る頃からはこの傾向は弱まりましたが、それでもたまに羽化間もないワーカーを見つけるとわざわざ選んだようにオネダリをします。

ということは、おそらく寄生初期の栄養循環は、

成熟ワーカー  →  羽化間もないワーカー  →  寄生種女王

かも知れません。
もっというと、そのルートしかトビケ側が受け付けないのかも知れません。
色づいてからだと確認しようがないですが、女王の取り巻きも案外若いワーカーで構成されている可能性もありそうです。

もしかしたら、野生ではクサアリモドキ新女王はトビイロケアリのコロニーへ侵入後、居場所として繭部屋を目指すのかも知れません。


7/6早朝(AM6:30頃) クサアリモドキ新女王3個体採取 →うち2匹はその日の夜に何故か弱り死亡

   PM11:30頃  W10 繭3 導入   直径5cm×高さ10cm程の瓶を使用
     ※諸事情で採取後すぐに作業が出来なかったが17時間を経た後でも寄生ができた。

7/7 W40 繭10 追加
     ↓グルーミング、栄養交換確認
7/11 石膏入りプラケースへ引越し
7/14 W20 繭20 追加
   ミルワーム1/4を与える (ここまでは蜜エサのみ)
7/15 産卵 合計2個
7/16 卵 合計5個
7/17 卵 合計10個
7/19 卵 合計20個 ←およそ
7/22 卵 およそ40個 ←数えることをここでやめました。
7/25 卵 女王の腹部の倍くらいの卵塊。

7/30 卵 女王とほぼ同じ大きさの卵塊にまで達する。
     28540729.jpg

8/13 卵 女王ボンレス
     2940813.jpg

     
8/24の時点でまだ卵
9/15 女王死亡


クサアリモドキのボンレス、今回生まれて初めてみました。
仰天です。
捕まえたばかりのときの腹部はとても小さく、その色艶からとても硬いという印象を与えるくらいだったのに、いやまさかこんなにも膨らむものなのかと。

そしてそのボンレス化したお腹の印象を裏切ることなく、一晩で卵塊が出来上がるほど産卵量も半端ないものでした。


がしかし・・・


残念ながらクサアリモドキの女王は死んでしまいました。
飼い主の入院により8/24の給餌を最後に9/15まで全く世話をすることが出来ませんでした。
絶食に耐えられなかったのか、夏場の高温に耐えられなかったのか、9/15に観察したときには卵は全てなくなり、女王はゴミ捨て場に埋もれてました。
ちなみにホストのトビイロケアリのワーカー達はなんら変わりなく生きていました。

やはり夏場の高温に耐えられなかったのでしょうか。
埋もれてた様子から、女王はかなり早い段階で死んでしまったような気がします。
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