小さな世界の奥深さに魅せられてしまった飼い主の備忘録。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
5/10に起こしたクロオオアリでも『幼虫齧り』が行われました。

こないだは温度や何か環境的な要因でダメージを受けた幼虫が齧られたのではないか?と書きましたが、気候の安定してきているこの時期でも行われてるので、どうやらそうではなさそうです。

齧られてるのは終齢に達した大型幼虫ばかり。

やはりコロニーの栄養タンクになっているのかも知れません。
エサはちゃんと与えてるんですけどね・・・汗

先日、齧られた幼虫には黒いつぶつぶ=つまり齧られた痕が残ると羽衣さんに教えて頂きました。

よく観察していると、齧られた幼虫はその後も死なずに(食されずに)また普通に成長をしています。

齧られた痕の残った幼虫。
IMGP6033.jpg   IMGP6032.jpg

確か相当いびつになってたハズなんですが、フツーになって成長してきてます。そして繭をはってます。

ちょっと驚きです。

スポンサーサイト
今日、ふとクロオオアリのコロニーを覗いて見ると・・・

大型幼虫がまさに食べられてるところでした。なんと・・・


   IMGP5500.jpg   IMGP5501.jpg

越冬明けから成長を始めた幼虫のなかで、最近特に際立って大きく成長していたものが3個体。
早くもメジャーワーカーを生産か!?と期待してた矢先の出来事。
しかも3個体が同時に食されていました。

複数の働きアリに囲まれて齧られ舐められ、もう容積の半分以上はなくなってしまっています。
ここまで成長に要した養分がまたコロニーに還元されていきます。

このコロニーにとって大型のメジャーワーカーはまだ『早すぎる』ということなのだろうか。

にしても、もしそうだとして、その判断は何をもってなされたんだろうか。

何かコロニーにとって不都合でもあったのだろうか?
直感的にそう思ってしまったのは先入観からくるものなんだろうか・・・?


昨日、ここのところの気温の変動で影響が出てるのがクロナガだけ、と書いてしまいましたが、もしかしたらクロオオでも何がしかの悪影響が出てしまってたのかも知れません。

今朝の様子から、まだ繭を張りそうな兆候は全く感じませんでした。
それよりもむしろ異常すら感じませんでした。

それがなぜ急にこんな事態に???

同じような大きさの3個体が同時にダメになった、という点で、低温なのか変動幅なのか、いずれかはわかりませんが、気温の影響に因るところが大きいと思い直しました。

あぁ、それにしても残念・・・



これは益々、まだ冷蔵庫で寝て貰っているクロオオアリの存在意義が高まってきたなぁ・・・




6個の卵を確認。
ここ2,3日のうちに産卵が始まったんだと思います。
淡い山吹色でとても綺麗な卵です。

3/10に越冬から起こしてからおよそ3週間。
長いととるか、短いととるか・・・

室温管理といえどやはり寒い日は寒い。今週あたまは季節はずれの寒波。
気温の変動を受けながらもちゃんと春を感じていたんですね。

クロオオアリはとにかく蜜好き。蜜エサを与えるとそれこそアリ山のアリだかり。
あっという間に飲み干してしまう。
IMGP5442.jpg

これはあげ甲斐がある。見ていて気持ちがいいです。

IMGP5331.jpg   IMGP5336.jpg   IMGP5329.jpg

3/10に越冬から起こしたクロオオアリ。

越冬幼虫のうちのいくつかが成長し始めました。
他にも体長は変わらずとも色の変化が見て取れる個体もちらほら。

平均して20℃の室温に移動させてから、およそ10日でした。

こちらは女王。
IMGP5322.jpg

先日の給餌を境にみるみると腹部が大きくなってきました。
産卵間近です。
   IMGP5210.jpg

今年飛行の新女王4個体。
おおざっぱにカウントしてみました。数は何回か数えてみてこれぐらい、という数字です。

A 石膏ケース   働きアリ116 越冬幼虫50
B 石膏ケース   働きアリ120 越冬幼虫80
C クリームケース 働きアリ66  越冬幼虫30
D クリームケース 働きアリ75  越冬幼虫25

とにもかくにも良く増えてくれました。
初年度でこれだけ増えるものなのかと飼い主自身が驚いています。
もちろん、今までもこんなに増やしたことはありません。

とはいっても、湿度管理にいくらかは気を使いはしたものの、他に特に何か特別なことをした訳ではありません。
採取地は沿岸部だったんですが、沿岸部のクロオオアリは産卵数が多いんでしょうか。


見ておわかりの通り、石膏ケースの方が優位に増えてますね。
産卵数はそんなに差がなかったと思います。
その後の幼虫や繭の成長にとっては石膏の方がよかったんでしょうね。

特に夏から秋にかけて、昼夜の温度差が大きくなってきた頃からは卵・幼虫・繭の数の差が目立ってきました。

↓9月末頃のBコロニー。
IMGP4848.jpg   IMGP4851.jpg

飼い主目線で見ると、石膏は上手に湿度をコントロールしてくれてたようですし、アリにとっては 『より土に近い環境だった』 のかも知れません。

『クロオオアリは乾きめで』

これをポイントにして今年は飼育をしてみました。結果は上々。
飼育ケースの外にはいつも濡れたティッシュを入れておいて、水分補給はこちらから、という風にもしてました。

巣室内は湿ってるんだけど濡れてない、これがアリにとって一番いい環境なんだと思います。


ちなみに、Dのクリームケースで1匹だけ中型の働きアリが生まれました。
環境が整えば初年度でも中型クラスの働きアリを生産することもあるんですね。
IMGP5078.jpg


こないだ、ABCD全てのコロニーを新しい石膏ケースに引越しさせました。
そのまま越冬管理に移行です。



5/23飛行のクロオオアリ。7/6に働きアリが誕生しました。

飛行からここまではおよそ6週間。思ってたよりも早かったように思います。

いやはや、初期ワーカーというのは華奢で小さいですね。遠目にみるとクロヤマアリかと思ってしまうほど。

いまクロオオアリの新女王は4個体飼育してますが、どれもみな順調。
今日の時点で全てのコロニーで働きアリが産まれています。


ちなみに・・・
私は、子育て中の新女王への餌やりを、する派です。
今回は合わせて3回、水分補給のタイミングで、女王が食べきれるだけの量、ほんのちょっとの蜜エサを与えました。
蜜を入れる時は、おたおたばたばたと女王をパニックさせてしまいますが、ほどなく落ち着くと全ての女王が蜜エサ(水割りメイプル)を飲み干してくれました。


・・・
覚書
5/23 飛行  4個体採集 
うち2個体は石膏巣(50×70mm)、2個体はφ45mmほどのクリームケース
水分補給は湿らせたティッシュ
4278.jpg

今年5月23日飛行のクロオオアリ。
4個体全て順調で、すでに繭が出来ていました。

やはりなんとなく、成長が早いような気がしています。
この分ですと羽化まで2ヶ月を切りそうです。

それにしても、繭の大きさを2年目コロニーとついつい比べてしまうんですが、やはり小さいですね。


今年5月23日に飛行のクロオオアリで幼虫が孵化してました。

あれ?クロオオアリの卵の期間ってこんなに短かったっけ?

なんだか孵化までがすごく早い気もしますが、4個体揃ってのことなので取りあえずは問題ないでしょう。
   0118.jpg

今年飛行のクロオオアリ。
4個体とも順調そうで、どれも14,5個の卵があります。

飼育ケースですが、2個体は小さめの石膏を敷いたプラケース、もう2個体は小さいクリームケースです。
クリームケースにはティッシュを小さく折りたたんで湿らせたものも一緒に入れました。

捕獲から1週間目、ほんの少しだけ女王が食べきるくらいの量の蜜エサを与えました。
0056.jpg

5/23夕方、一斉に飛びました。

暑い!蒸し暑い!
雨上がりの今日、夕方フィールドに行くとむぁっと湿った空気がよどんでいてほぼ無風状態。

そしてコロニー近くの草にはこれから飛び立とうとする新女王が鈴なりに。

ちょっと歩くとそこここに羽を落とした新女王がウロウロ…

0061.jpg   0066.jpg


今年度分としての捕獲は1,2匹!
と、決めてたのに…気づけばペットボトルにはもう7匹…汗

羽付きはその場で逃がし、あとは捕まえたい衝動を抑えて観察に専念しました。

地上はほぼ無風でしたが上空には風の流れがあるのか、いるとこにはウヨウヨ、いないとこはサッパリ、とかなりムラがありました。

クロナガアリの飛行では地上付近にオスアリによる『虫柱』が出来るそうです。
ではクロオオアリは?

夕方巣口付近にいたのは雌アリばかり。オスアリはほぼ皆無。
オスアリはもっと早い時間に先に飛び立って、上空で新女王が飛んでくるのを待ってるんでしょうね。
見てみたいですねぇ。遥か上空でたくさんのオスアリが群舞してるのを。


今回、私は生まれて初めて『新女王が降ってくる』現場に立ち会えました。
時には私にぶつかってくる個体すらあり…
でも、あの大きさで飛んでこられると、まるでアシナガバチが突進してくるみたいで正直怖い(笑)

たまたまでしょうが今年は週末に飛んでくれて本当にラッキーでした。



収穫した新女王は4匹を手元に残し、あとの3匹は自宅庭へ放牧しました。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。